北斗の拳|主要人物より目立つ!?脇役キャラの一覧&考察『2』南斗五車星編~修羅の国編

考察・調査

主要人物以外にもたくさんのキャラが登場する『北斗の拳』。

どのキャラも個性が強く、主要キャラ並みに印象に残るのが特徴です。

前回KING編~サウザー編に続いて、この記事では南斗五車星編~から修羅の国までに登場する脇役キャラをみていきましょう!!

どんなキャラがいるのでしょうか!!

脇役キャラ一覧表!!

主要キャラの一覧表です。

『98話~160話』

・南斗五車編

・天帝編

【名前】【所属】【初登場】
アビダラオウの元部下第105話
ゴンズアビダの部下第105話
女を追いかけまわす男ラオウの部下第106話
ダルカ野盗の首領第113話
ヘグダルカの副官第113話
ゲルガ(名前はアニメ)野党のボス第114話
タンジ/ジロヒルカの実子第117話
カンフドウの養子第117話
ヒルカラオウの部下第117,118話
キム北斗神拳元修行者第125話
ウサラオウの宮殿の執事第126話
シャドウ拳王親衛隊第129話
ショウザジュウザの息子Special Episode
ダルジャX郡都死刑隊長Special Episode
死刑隊の男死刑隊隊長第137話
バスク郡司令第138話
バロナ副官第139話
ゲイラ郡都の一人で催眠術師第140~142話
ブズリ賞金稼ぎ第141話
アスカアインの娘第142,162話
ゴルアインの仲間第142話
レンアインの仲間裏切者第144話
ベロン(名前はアニメ)A級反逆者収容所所長第144話
ハーン兄弟 ハズ/ギル南斗双鷹拳伝承者第145~148話
ソリア帝都の将軍の一人第147,149話
ショウキ帝都将軍の一人第150話
ジャコウ中央帝都の総督第150~159話
シーノジャコウの次男第150~151話
ジャスクジャコウの長男第150~162話
ミュウファルコも恋人第152~161話
サイヤファルコに仕える者第153~160話
ルイリンの双子の姉 天帝第156~160話

『161話~210話』

・修羅の国編

【名前】【所属】【初登場】
海賊船に現れた男修羅第162話
名もなき修羅修羅第164,164話
砂時計のアルフ上級国民第165,166話
カイゼル郡将第165~170話
シャチを追いかけた男カイゼルの部下第167話
殺(シャー)/斬(ザン)カイゼルの部下第168話
タオレイアの弟第168~185話
モヒカンで小太りの男ハンの城付近を統治する修羅第172話
ブロン修羅第178話
シエ怪物のような修羅第179話
カイオウ滅殺隊組体操の修羅第183話
ギョウコ太った修羅第190話
ナガトヒョウの配下の准将第191話
サモト貴族?第201話
ゼブラ修羅第203~205話
ヌメリ修羅第206話

(漫画『北斗の拳』究極版 修羅の国編まで)参考

たくさんのキャラが登場しました。一瞬しか登場しなかったキャラでも個性が強く名前があると、不思議と親しみも湧いてきますね。

次の項目では、もうちょっと詳しくみていきたいと思います。

脇役キャラから雑魚キャラまで調査&考察!!

脇役たちの登場シーンを振り返ってみましょう!!

《南斗五車星編》

南斗六聖拳「慈母星」のユリアを守護する風、炎、風、山、海の戦士が登場。

【アビダ】

ラオウの元部下で、ラオウがいない間に村を占領して、人間をハンマー投げのように投げ飛ばさせて楽しんでいました。

そこへケンシロウが現れゴンズを蹴りとばし、ゴンズは壁にぶつかり潰れてしまいます。そしてリョウガも現れ、アビダはリョウガの『泰山天狼拳』で殺されてしまいました。

(感想) 人を投げて遊ぶなんてとんでもないことですが、よくよく考えてみると人を投げるって相当な力がないと出来ません。

こういったキャラたちも実はかなりの実力を持っているのでは?と改めて思ったシーンでした。

【ゴンズ】

アビダの部下です。人間をハンマーのように投げ新記録達成も。しかしケンシロウが現れると、自身が壁へと蹴り飛ばされ激突し死んでしまいます。その際、部下に「あ…新記録………」などと言われていました。

(感想) フドウのファンの方には怒られてしまうかもしれませんが、少しだけ見た目がフドウに似ていると思ってしまいました。(笑)

【女を追いかけまわす男】

たくさんの女性を囲いの中に入れ、自分は目隠しをし、女性を追いかけまわして捕まえたら絞め殺してしまうという悪趣味な男

最後は目隠しをしたまま戻ってきたラオウにぶつかり、「ん~やけに大柄な女だな え?」なんて言いながらラオウの体を摩り、目隠しを取ろうとしたところでラオウに首を切断されてしまいます。

(感想) 個人的にはこのシーン好きです。何が好きかというと、この男ラオウに抱き着き体を障るんですね、その触られている時のラオウの無表情な顔が気に入っています。ラオウは触られている時何を思っていたのでしょうか・・・(笑)

【ダルガ】

野盗の首領で、ジュウザ曰く『ガマガエル』。さらわれてきた女性に満足していると、上から液体が。それはジュウザの尿で、口の中に入ったばかりか顔まで踏まれる始末。

怒ってジュウザを地面に叩きつけようとしますが、膝で首をへし折られて死亡。女性と食料をジュウザに奪われました。

(感想) この場面はちょっとゲェとなりました。(苦笑) だってジュウザの尿が口の中へ・・・

【へグ】

ダルガの副官。眼帯が特徴の小柄な男。女性や食料を調達しているようです。

(感想) これと言った印象はありませんが、ジュウザに食糧などを奪われた時悔しそうにハンカチを噛んでいたのにはクスっとしてしまいました。

【ゲルガ】

野盗のボスで名前はアニメ版で命名されました。ゲルガのアジトにジュウザが侵入し、闘うことに。『泰山破奪剛』の使い手で、地面に凄まじい衝撃波を走らせます。

しかしジュウザの前ではその拳も空しく、腕を破壊され最後は背骨を折られ上下分断して死亡。

(感想) 個人的にはそんなにあくどい感じに見えないキャラの一人です。というのも、自身の村に潜入したジュウザを追い出そうとしただけだからです。

野盗ですが、女性たちがのびのびと水浴びをしていたのでそう思いました。

【タンジ/ジロ】

ヒルカの実子ですが、捨てられフドウの養子となった兄弟。しかし、ヒルカにさらわれフドウをおびき寄せるために底なの流砂に投げ込まれてしまいます。

けれど、ケンシロウとフドウに助けられました。

(感想) 『北斗の拳』には子供の兄弟がよく登場しますが、どの兄弟も助け合っている印象を受けます。しかし、大人の(義)兄弟は争いが絶えません。(笑)

【カン】

フドウの養子として育てられている子供の一人で、タンジとジロが連れ去られたことをフドウに伝えに行く途中でラオウの部下たちに見つかり、鞭で打たれているところをケンシロウに助けられました。

(感想) 『北斗の拳』の世界では子供にも容赦なく、思わずがんばれ! 逃げろ!と声が出そうになります。

【ヒルカ】

拳王配下の最強拳を自称する男でラオウの部下。タンジとジロの父親だが捨ててしまいます。『泰山妖拳蛇咬帯』の使い手で、布を自在に操ります。

相手を布で覆ると、全身から刃を出し(服に装着)トドメを刺そうとしますが、しかしケンシロウには通用せず。岩を投げられ岩に刃が刺さり張り付いた格好となってしまいました。

ケンシロウが岩に張り付いたヒルカを部下の方に投げたため、部下がケンシロウに向かって撃った矢がヒルカに刺さり死亡してしまいます。

(感想) 最低な前に鬼畜だなと思いました。強さではなく、鬼畜さで言えば上位に入るのではないでしょうか。

【キム】

北斗神拳の修練場にいたが、才能がないと判断され破門された少年。ケンシロウが見送りに来た時に「情けは無用だ!!」と言うも、最後は「ありがとうケン」と言い去って行った少年。

ラオウの回想の中で登場しました。

(感想) 個人的には登場人物たちの過去の話とか、若き日の姿などが好きなので、こういうキャラの登場は想像を掻き立てられて楽しいです。

【ウサ】

ラオウの宮殿の執事小柄で長いもみあげが特徴。ケンシロウとの闘いで負傷したラオウ。それをユリアが看病したことを茶化してラオウの怒りを買い殺されてしまいました。

(感想) 正直、何故こんなキャラがラオウの執事?と思いました。もう少しキリッとした感じの人材はいなかったのでしょうか。(個人的感想です笑)

【シャドウ】

大男で武装したバイクに乗る拳王親衛隊。ユリアと会う場所でラオウと闘いになり、一時的に目が見えなくなったケンシロウを襲います。

しかし、ヘルメットを正面からケンシロウに割られ転倒し、そのまま破裂してしまいました。

(感想) 一見バイクも全身もフル装備でカッコよく、強そう!と思いました。しかし目が見えていないケンシロウにワンパンされてしまいます。少しだけ見掛け倒し感が否めません。(笑)

《帝都編》

ラオウが倒された後、『天帝』を頂点にした軍事勢力が幅を利かせ始めます。

【ショウザ】

ジュウザの息子Special Episodeに登場しました。ユリアが亡くなり、気力がなくなっていたケンシロウでしたが、このショウザと黒王によって奮い立たされます。

村の子供が郡都に人質に取られ救うために、黒王とショウザでダルジャの元へと乗り込みました。ケンシロウの元へと戻ってきた黒王の背には全身矢が刺さったショウザの亡骸が。

それを見たケンシロウは再び宿命を抱いて歩き始めました。

(感想) まさかのジュウザの息子です。一体誰との子?とは思いましたが(笑)やはり宿星を背負って死んでしまうところはとても切なくなりました。

【ダルジャ】

X郡都死刑隊長。ダルジャもSpecial Episodeに登場しました。巨大な体で、オカマ口調が特徴

ケンシロウと闘う時に自身が大男だからか、ケンシロウのことを”もやしっ子”と呼ぶ。

最初に両足を潰されてしまいます。

ケンシロウに「おれからみたらおまえがモヤシなんだよ!」と言われ『北斗千獄拉気拳』を食らい顔が破裂し死亡。

(感想) ラオウがいた時から少し時代が変わり、こうした民から摂取する者たちの雰囲気も変わったという印象を受けました。

【死刑隊の男】

死刑隊と言われる男で、法律について話している民を見つけその場で処刑してしまいます。

囚人護送車を『北斗の軍』が助けに行くと、防ぎきれないからと護送車に火をつけその場から去っていきました。

そしてリンとバットの懸賞金が跳ね上がった張り紙を見ていると、後ろから何者かがあらわれます。振り返るとケンシロウでした。そのまま連撃され死亡。

(感想) 個人的にはこの辺から野盗というより組織的な敵というイメージになりました。

【バスク】

郡司令の一人。無関係の女性をリンと称して群衆の前で処刑しようとします。しかしそこへ黒王に乗ったケンシロウが現れました。

華山獄握爪』の使い手で、バロナが倒された後回転しながらケンシロウに向かっていき、横の銅鉄を引きちぎりますが、ケンシロウには「おもしろい芸当だ」と言われてしまいます。

今度はケンシロウに捕まるも回転は止まってしまいました。反対にケンシロウがバスクを回し出すと、バスクの腕はボキボキと折れていきます。そして宙に投げられ、連撃されると真っ二つにさけて死亡しました。

(感想) こういうタイプのキャラを見るといつも考えてしまいます。ケンシロウは何を思って闘っているのだろうと。

相手は自信満々ですが、ケンシロウにしてみれば赤子同然。内心、面倒くさいなんて思っていたりて。(笑)

【バロナ】

バスクが統治する郡都の副官。ケンシロウが現れたときに意気込んでケンシロウを挑発しますが、ケンシロウに「くさい息を吐くのはそれぐらいにしておけ」と言われて顔を赤くします。

その後ケンシロウに向かっていきますが、ドコっと頭部に一撃喰らうと、地面にめり込んでしまいました。生死は不明です。

(感想) くさい息…と言われ顔を赤くした時、少しだけ可愛いなと思いました。悪党ですが、少しはまともな感性を持っているようです。(笑)

【ゲイラ】

郡司令の一人。小柄で肥満体系。催眠術を使います。

ケンシロウと対峙した時、催眠術を使いますがもちろん効かず。極度の面倒くさがりで、「息を吸うのも面倒でいやだ」というゲイラには『喘破』という秘孔を突かれ、息は吐けても吸うことは出来ず爆発して死亡しました。

(感想) このキャラもどちらかと言えば人間離れしているかも。(笑)

【ブズリ】

賞金稼ぎ。隻眼の大男で、腰に賞金首らしき人間を装着している。ケンシロウに負けたアインが自分の強さを確かめるためにブズリを殴るが、一撃で倒されてしまします。

(感想) 人間をキーホルダーように腰にぶら下げるほどの大男。映画とかに出てきそうなキャラです。

【アスカ】

アインの娘。まだ幼いアスカですが、アインが死んでしまった時は「わたしが泣いたらパパ眠れない」と泣かずにいました。そして形見のグローブをケンシロウに託します。

(感想) 『北斗の拳』の世界で癒されるキャラの一人です。

【ゴル】

アインの仲間で、賞金首たちが村に攻めて来てアスカを狙っていることをアインに伝えました。

(感想) 強さは感じなく、一般庶民という感じがします。

【レン】

アインの仲間だった男。アインを疎ましく思っていて、アスカを人質に手出しできないアインを鉄棒で殴ります。

そこへケンシロウが現れ、アスカを脅していたナイフをレンの額に突き刺し、そのまま後頭部まで貫通し死亡。

(感想) 最初見た時に、1巻で登場したオアシスの街の店主かと思いました。(笑)何となく似ているような気が…。

【ベロン】

(名前はアニメより)A級反逆者収容所の所長。囚人全員を処刑しようしてた時、アインが現れました。首を絞めるアイン。

しかしそこにアスカを人質に取ったレンが現れ、今度はアインが身動き取れなくなってしまいます。ベロンはレンから渡された鉄棒でアインを殴りました。

ケンシロウが来て、レンが死んだ後はアインに鉄棒を取られ脳天を割られ死亡します。

(感想) 所長という立場なのですが、何とも頼りない印象。強気なのか弱気なのか何だかはっきりしないキャラだなと思いました。

【ハーン兄弟】

南斗聖拳108派・南斗双鷹拳の伝承者。兄ハズと弟ギル。ファルコに敗れA級反逆者収容所の特別房に収容され、顔から下をコンクリートで固められていました。

アインたちの仲間になり、再びファルコに挑むことに。ファルコとたくさんの兵を前に、ハーン兄弟は不発弾を使おうと考えます。不発弾と共にファルコの前に降り立ちました。

双羽落爪破』で二人一斉にファルコに近づくも、ハズは身体を穴だらけにされてしまいます。しかし最後の力を込めて不発弾を爆発させ、多くの兵士を道連れに死んでいきました。

(感想) 個人的にはフウガ、ライガとイメージが被ります。ただハーン兄弟の方が気さくさがあるような感じも…。

この二人がコンクリートに固められていたシーンがとっても印象的でした。

【ソリア】

元斗皇拳の使い手で帝都の将軍の一人。ファルコの次に実力を持っています。ファルコとの手合わせで片目を失明。別名『紫光のソリア』。

ファルコに忠誠を誓っていて、逆族北斗は滅びるべしとケンシロウと闘うことに。『元斗琉輪光斬』や『元斗皇拳破の輪』などの必殺技があります。

始めはソリア優勢でしたが、『北斗百裂拳』で敗れます。

(感想) 個人的にですが、『北斗の拳』で出てくる同門とか仲間、友関係などが好きだったりします。そういうところから、実は…的な話しなどがあったりするからです

【ショウキ】

天帝将軍の一人。ファルコの友で、ジャコウがファルコに暴虐の限りを尽くしている姿に我慢が出来ず、ジャコウに襲い掛かりますがファルコに止められます。

ショウキはファルコを殺そうとしますが、ファルコに敗れます。ファルコはショウキを殺したように見せかけ、死体に紛れさせて帝都から送り出しますが、その行為を見破ったシーノによって槍で殺されてしまいました。

(感想) 実はこの人物、ラオウを倒した後のケンシロウとユリアに隠れ屋を提供した人物だったのです。野盗から自分の村を救ってくれたケンシロウに恩義を感じてのことでした。

【ジャコウ】

天帝ルイを幽閉し、天帝軍を実質的に支配している天帝の総督。ファルコとは乳兄弟で、ラオウが侵攻した際に、ジャコウの人間性を見抜いたラオウはファルコに”災いになる”と忠告します。しかしジャコウは母を巧みに利用し、ファルコは殺すことが出来ませんでした。

このことからジャコウは極度の暗所恐怖症、北斗神拳恐怖症になり、肩にはライトを装着し北斗神拳を恨むように。

ケンシロウとファルコが闘い、弱ったファルコなら倒せると思いケンシロウに、”ファルコに勝ったら見逃してくれ”と命乞いをし、当然勝てるはずもなく最後はファルコに殺されました。

(感想) 強さや存在云々よりも、容姿に思わずクスッとしてしまいます。両肩にライトを装着しているんですよ。何だかマヌケな感じがしてしまいました。(笑)

【シーノ】

ジャコウの次男。ファルコが殺したと見せかけて、ショウキを帝都から脱出させましたが、

槍で突き刺し死亡させます。

最後は、ケンシロウがこの槍をショウキに投げ自分の槍が刺さって死亡。

(感想) こいうキャラは変なところに鼻が効くので、強くなくても敵に回すと恐ろしかったりしますよね。見ていると腹が立つようなことばっかりですが、こういうキャラが物語を面白くさせているのもまた事実です。        

【ジャスク】

ジャコウの長男。一度アインの鉄拳で倒されるが生きていて、ジャコウが倒された後リンを誘拐して修羅の国へと逃亡。

しかし名もなき修羅にやられ死亡。

(感想) ジャスクがリンを連れて修羅の国へ行かなければファルコが死ぬことはなかったと思うと、悔しくなってきます。

【ミュウ】

ファルコの恋人。表向きジャコウに仕える立場にいましたが、天帝ルイの居場所を探っていました。最後はファルコの子を宿していることがわかります。

(感想) 静かに強い女性だなと思いました。マミアやリンとはまた違った強さを感じます。

【サイヤ】

ファルコに仕える少年。ファルコやミュウと天帝ルイの居場所を探していました。

(感想) ミュウと同じく、派手な行動はなくても一つ一つの行動が力強く感じました。

【ルイ】

リンの双子の姉で天帝。最初はファルコの周りで庇護を受けていましたが、ファルコの母が亡くなるとジャコウにより天帝内部の最下層に幽閉されてしまいます。ファルコを操るためでした。

暗闇の中での生活のため盲目となっていまします。救出の際にリンと再会しました。

(感想) まさかのリンの双子の姉の登場でした。ルイの前で涙した時のファルコの顔が、これまでの苦しみから解放されたような顔をしていてとても印象的でした。

《修羅の国編》

ラオウの兄弟カイオウがいる国。ケンシロウやトキにとっても故郷。

【名もなき修羅】

仮面をつけていて、取ることを許されない名もなき修羅。15歳にも満たない時に、かつて赤鯱たち100人をたった一人で倒すなどの実力を持つ。技の数もい多い『修羅忍道』。

忍棍妖破陣』『千手魔破』『凡羅破魅陀亜仏弟斗羅 修羅忍道破魔砂蜘蛛』『毒蜘蛛手刀滅把妖牙

ファルコに致命傷を与え、ケンシロウとも激しい闘いとなりました。しかしファルコはケンシロウとの闘いの傷が癒えていないで闘ったので、本来のファルコであればこの修羅はファルコの足元にも及ず。

最後はファルコの元斗皇拳秘奥義『黄光殺斬』を食らい死亡。

(感想) 名前もなくただ闘うだけにいるような存在の、感情も何もないサラッとした印象を受けました。これまでは感情的なキャラが多かっただけに、こうも冷静だと逆に不気味さも感じますね。

【砂時計のアルフ】

122戦し、そのうち105人は2分以内に倒した実力の持ち主。郡将カイゼルの命でリンを追って修羅の国へと来たケンシロウの元へ。

2分間の砂時計で測りながら闘いを始めます。毒牙を含んだマントを使い『誘闘赤円舞』でケンシロウを倒そうとしますが、逆に砂が尽きる前に自身が倒されてしまいました。

(感想) 修羅の国に来てもケンシロウの強さは健在です。マントを使うなど逆に思っていたより強くなかったなという印象を受けました。

【カイゼル】

孟子流妖禽掌』の使い手。傷をつけず、内臓や骨を抜き取ることができ、修羅として1800勝し、『郡将』という称号が与えられています。

リンを連れ去ったシャチを追って、闘います。闘いでは、『虎背熊牙盗』『伐陀羅』という技があり、最後はシャチの『破魔独指』で倒されました。

(感想) 結構理解がある郡将だなと思いました。”この国では強ければ罪には問わない”と言い、シャチに名前を許すと、「シャチだ」と答えたシャチに向かって「いい名だ」と言ったり、野蛮さは感じられませんでした。

【殺(シャー)/斬(ザン)】

シャチの実力を見るためにカイゼルに闘うことを命じられた修羅。三日月型の刀を持っているのが殺剣を持っているのが斬です。

シャチとの闘いでは、シャチを挟み間合いを詰めますが、二人同時に倒すことは不可能と判断したシャチ。わずかに間合いが近かった斬を先に倒しました。

それを見た殺は動揺して後ずさってしまいます。しかし、”修羅の後ろに道はない!!”とカイゼルに背後から肋骨をもぎ取られ死亡してしまいました。

(感想) 仮面を付けた修羅で、シャチに倒されても一人は潰れた顔、もう一人は仮面を付けたままと、最後までまともな素顔を見ることは出来ませんでした。どんな顔をしていたのでしょうか。

【タオ】

レイラの弟。一度は修羅を目指すも、親友を殺せと言われて修練場を脱走。脱走した時に捕まえに来た修羅に殺されそうになりますが、ケンシロウに助けられて姉レイアと再会出来ました。

(感想) 何気に何話かに跨いでちょこちょこ登場しています。特に目立った役割はないのですが、個人的には結構目に入ってきました。

【モヒカンで小太りの男】

「~ある」口調と鯰のような髭が特徴の小太りな男。ハンの城を探していたケンシロウに襲撃をされ、岩などに顔を叩きつけ拷問されました。

その際、知っているのか知らないのかはっきりしない回答をします。最後は拷問により爆死。

(感想) 商売人のような愛嬌のあるキャラだなと思いました。修羅しかいない国で修羅には見えない男。彼は一体何者だったのか・・・(笑)

【ブロン】

ラオウが現れたと思い、蜂起したボロたちを鎮圧した修羅。ケンシロウと対峙し、巨大なブーメランを投げます。ケンシロウはそのブーメランを掴み曲げ、修羅の顔に投げ返し死亡。

(感想) 顔は強そうでしたが、あっけなくやられてしまいました。武器もあまり強そうな感じがしなかったです。

【シエ】

カニの怪物のよな修羅。語尾に『~カニ』というのが特徴。両腕に巨大なナイフを装着。

砂の中に潜み罠を仕掛けています。『交牙断随』でケンシロウに襲い掛かりますが、背中を押され自分の罠に落とされ死亡。

(感想) またまた人間離れしたキャラです。(笑) 砂の中に潜むという離れ業。しかもこのシーンでは、「おれはカニ料理は好みじゃないんだがな……」と、ケンシロウがカニが好みではないという事実も知れました。(笑)

【カイオウ滅殺隊】

カイオウの城で登場した修羅。組体操のように何人かで肩車をし、ムカデのような修羅。その全員の両手には三日月型の刀を装着。ケンシロウに襲い掛かりましたが、全員倒されました。

(感想) その姿は奇抜でパッと見目を奪われますが、実際闘うとなったらどうなのでしょうか。5人が肩車して動くにはとても動きづらそう・・・。場合によっては勝てる勝負も勝てなくなってしまいそうな気も…。(笑)

【ギョウコ】

太った修羅で、目の周りにメイクをしているのが特徴。正直者が好きと言いながら、”ブタ”と思っていることを言うと怒り出します。

カイオウの妹サヤカの葬儀には出ず、ケンシロウを狙うも両腕を切断され、最後は愛車の角に突き刺さり死亡。

(感想) 太っているとハート様が浮かんできます。(笑) しかしギョウコは、ハート様よりも野蛮な感じがして、少し小物感が拭えません。

【ナガト】

ヒョウの配下の准将で、兄のように慕っていました。ヒョウが目覚めてカイオウを倒すことを望んでいましたが、ヒョウが魔界に堕ちたことで部下と共にヒョウに別れを告げます。

泣きながらヒョウに闘いを挑みましたが、首を切断され殺されてしまいました。

ヒョウはナガトを逆賊とし、ナガトの村や一族を焼き払います。次男だけはケンシロウに救われました。

(感想) これはとても辛いシーンでした。長く慕っていた者が涙を流しながら訴え殺されていくのは、これまでにヒョウとナガトの事が描かれていなくても、元々の二人の関係が容易に想像がつきます。

【サモト】

他の修羅に比べて立派な恰好をして、高貴な感じを気取っています。嫁探しの途中に、死環白を突かれたリンを発見。リンが目覚めそうなときにヌメリが現れ、デコピンで顔を跳ね飛ばされてしまいました

(感想) このキャラはどんな立場なのでしょう。「~アル」口調の男と同じく、修羅にはとても見えません。謎です。(笑)

【ゼブラ】

カイオウの命でヒョウを殺害しようとします。鉄鎖を操りシマウマ模様の恰好が特徴的。また、言葉遣いが丁寧なのも特徴です。

最初はヒョウが負傷していたためゼブラが優勢でしたが、底力を出したヒョウには敵わず、最後は地面に埋め込まれて死亡。

(感想) このキャラは今までにはいないタイプのキャラだなと思いました。まず、これまで大男やガタイのいい男が多い中ゼブラは細いのです。手足が長くヒョロっとしていて、まるでカマキリのようだなと思いました。

【ヌメリ】

サモトをデコピンで殺しリンを奪った大男の修羅。リンを目覚めさせるため秘孔を突こうとした時、寸前でヒョウがリンを奪還。秘孔を突こうとした指はそのまま自分の胸に刺さり、最後はヒョウに真っ二つにされ死亡。

(感想) 胸にあるコブラ?のタトゥーがとても綺麗で目が行きます。ここまで綺麗に入れているキャラは他にいないのではないでしょうか。

“中には「それ脇役じゃなくて主要キャラじゃない?」なんてキャラもいるとは思いますが、ご了承ください。(笑)”

【まとめ】

脇役キャラの一覧&考察『1』KING編~サウザー編から続いて、南斗五車星編~から修羅の国編まで見てきました。

実にたくさんのキャラが登場しましたね。キャラの数だけ個性もあって、いろんな『』が見られるのも『北斗の拳』の面白いところではないでしょうか。

少し話は逸れてしまいますが、個人的には画も凄いなといつも思っています。あの迫力、凄まじさ、細かい表現に圧倒されてしまうのです。

脇役キャラも含め、全てのキャラが丁寧に描かれているので余計に感情移入してしまうのだろうなと思いました。

そして修羅の国編の後にも、ケンシロウの旅はまだまだ続くんですよ!! また別の記事で触れてみたいと思います!!

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