ケンシロウの進む道を妨げようとした残虐非道な男、スペードとダイヤ。彼らは『KING』の一員でした。そんな中、第5話ではさらなる敵が登場する!?
その敵とは一体どんな人物なのでしょうか。
また『KING』の頂点には、ある”男”がいることがわかってきました。その男はケンシロウの事を知っているような様子。その男とケンシロウの関係も気になるところです!
どれだけの敵がケンシロウを待ち構えているのか、頂点に立つ男に近づくにつれ敵は強くなっていく!?
それでは気になる『第5話』をみていきたいと思います!!
北斗の拳|第5話あらすじ&感想
ここでは大まかに第5話の内容について触れてみたいと思います。
《あらすじ》
高台に立つケンシロウとバット。
ビル群を前に「あれがKINGの町 サザンクロスだ」と言うバット。
“サザンクロス(南十字星)”と聞いたケンシロウは一瞬驚いたが、二人は夜を待つことに。
暗闇のビル群に忍び込むケンシロウたち。
開けた場所で一人の男が「もしおれの体に一瞬でもふれることができたら町からだしてやろうといってるんだぞ」と村人に言う。そう言う男の名はクラブ。
隙を見てクラブに触ることができた村人だったが、”家畜の存在でおれに触った”と言い、クラブは村人を殺してしまう。
次はだれだと言うクラブ。ケンシロウがクラブの前に立った。「てめえに ききたいことがある」。クラブはケンシロウに襲い掛かった。しかしクラブはケンシロウに敵う事はなく「死にたくなければおれの質問に答えるんだ」ケンシロウはKINGの居場所と何者かをクラブに聞く。
死にたくないクラブはすべて答えた。しかし、命乞いをするクラブにケンシロウは「おまえが一度でも約束を守ったことがあるのか」と言い、クラブを助けることはしなかった。
町の名と拳法というキーワードで”まさか!!”と、何かに気が付くケンシロウ。そして、その様子を遠くから眺めている男がいた……!
《感想》
4話に登場したクラブは、大男で両腕に鉤爪の武器を付けています。その姿はまるでカマキリ。(笑) ケンシロウも”弱いカマキリ”、”どうしたカマキリそれまでか”など、終始カマキリと呼んでいました。
前話に登場したダイヤは”くまどりやろう”。揃いもそろって個性的な敵キャラですね。
個人的にですが、インパクトはバッチリなのに、強さがもう少しあればなと思ったキャラの一人でした。
第5話に登場した敵キャラ
第5話ではどんな敵キャラが登場したのでしょうか。みていきたいと思います。
第5話でも『KING』の幹部の一人、クラブが登場しました。
名前 | クラブ |
組織 | 関東一円を制圧する組織軍団『KING』 |
特徴 | 両腕が鉤爪の武器 |
襲った村、物、人など | サザンクロスの民 |
受けた技 | 五指烈弾・経絡秘孔、命門を突かれる |
備考 | ケンシロウに「カマキリ」と言われる |
両腕に装着された鉤爪の武器で、民(奴隷)を惨殺する残忍な人嗜好者。
クラブは民に「オレの体に一瞬でも触れることができたら町から出してやる」と言っときながら、死に物狂いで自分に触れてこようとする民を両腕に装着した鉤爪で突き刺し、その隙触れてきた民に「家畜の分際でおれの体にさわりやがったな~」と、結局は切り刻んで殺してしまうとんでもないヤツです。
同じことをケンシロウにもしようとしましたが、当然ケンシロウに敵うことはなく、今度は自分が命乞いをします。ケンシロウは「おまえが一度でも助けたことがあったか」と、クラブを助けませんでした。
最後は秘孔を突かれ背骨が筋肉の張力に負け、真っ二つに折れ死亡。
第5話に登場したキャラ(ケンシロウ、バット、リン以外)
クラブと、第4話でも登場した”謎の男KING”。スペード、ダイヤ、クラブの所属している組織『KING』の頂点にいる男。
クラブがは「恐ろしい拳法を使う」言いました。
町の名が『サザンクロス』、『拳法』と聞いて”まさか!!”と、何かピンときた様子のケンシロウを見ると、この男は顔見知りでほぼ間違いはないでしょう。
第6話ではついに対面する!?
第5話の名言
ここでは『北斗の拳第5話』の名言についてみていきたいと思います。第5話ではどんな名言が生まれたのでしょうか。
「北斗神拳は暗殺拳 闇の中でこそ真価を発揮する」
(漫画『北斗の拳』<究極版>1巻5話)
ケンシロウが言うと、さらにカッコよく聞こえるセリフだと思いませんか?
この『サザンクロス』に忍び込んだのも夜。バットに流石だと言われた時のケンシロウの顔はプロそのもの。私達から見たら味方というか、正義に感じるケンシロウですが、敵からみたらケンシロウほど恐ろしい暗殺者はいないだろうと、ふと思いました。
第5話で繰り出された技
第5話ではどんな技が繰り出されたのでしょうか、みていきましょう。
【頭顳(ずせつ)という秘孔を突く】
“今の一瞬の記憶を消す。両頬の少し上”
(Wikipedia参考)
見回りをしていた男の頬の少し上あたりを突くと、男はポカンとしたまま動かなくなりました。
【五指烈弾】(ごしれつだん)
“北斗神拳の技の一つ。敵の両手の秘孔を突き、全ての指を骨もろとも砕く技”
(Wikipedia参考)
ケンシロウがクラブの拳の親指の付け根の辺りを突きました。すると全ての指の第2関節のあたりの骨が粉砕。
【北斗神拳の奥義 経絡秘孔のひとつ“命門”】
“一分の命。背骨が筋肉の張力に負けて折れる”
(Wikipedia参考)
クラブの頭に手を置き倒立したケンシロウは、そのままクラブの背中に膝を折る形で秘孔を突きました。それにより、クラブの体は背面方向に折れ曲がっていき死亡。
【まとめ】
第5話ではスペード、ダイヤに続いて『KING』の一人クラブが登場しました。彼の武器と言えば、長く伸びた鋭い鉤爪。
体も大きくてヒョロ長く、その姿はまさに”カマキリ”そのものでした。ケンシロウにも「カマキリ」と言われてしまう程。(笑)
キャラクターとしてインパクト大でしたが、敵としてはイマイチだったクラブ。
しかし、彼らの頂点にいる男は少し事情が違いそうです。ケンシロウとの関係が気になるところですね!
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