30年以上経った今でも人気がある『北斗の拳』。
当時、漫画やアニメなどを夢中になって観ていた方、多いのではないでしょうか。
『北斗の拳』といえば、世紀末感満載の独特の雰囲気や、それぞれの拳法、登場人物、物語と随所に魅力があります。知らぬ間に『北斗の拳』の虜になっていたなんてことも。(笑)
そんな『北斗の拳』ですが、実はアニメで放送された物語の後にも物語が続いていたことをあなたは知っていますか?
そう、漫画(原作)では『修羅の国』からの物語が続いていたのです。
この記事では、その後の物語、”終章”について調査していきたいと思います!!
また、第一、二部にも触れながら”終章”へと続く道をみていきましょう!
終章があった!!これを見ればわかるケンシロウの歩!
大まかにケンシロウが通ってきた経緯をみてみましょう!!
【第一部】
- KING編
- ゴッドランド編
- ジャッカル編
- 牙一族編
- ジャギ編
- アミバ編
- カサンドラ編
- ユダ編
- サウザー編
- 南斗五車編・・・など
(第1話~第136話)
【第一部と第二部の間にSpecial Episode】
【第二部】
- 天帝編
- 修羅の国編
(第137話~第210話)
【終章】
- コウケツ編
- サヴァ編
- ブランカ編
- ボルゲ編
(第211話~第245話)
と、分かれています。
これらの中でケンシロウは出会いや別れを繰り返し、強くなっていきました。
(感想)
第一部では、ラオウやトキといった”北斗の兄弟”や、強敵(とも)たちが登場します。極端に言えば強敵たちとの関わりによって、ケンシロウが作られていくというイメージでした。(個人的にです)
終章は、”第一部、第二部を通ってきて完璧な強さを持ったケンシロウの旅”という印象を受けました。
そのせいか、第一・二部に比べて終章のケンシロウの強さやカッコよさが異常に目立ち、個人的には最高!と思いました。ケンシロウの無敵感が凄いです。(笑)
第一部・第二部とは!?
ここでは終章についてみていく前に、『第一部』と『第二部』についてみていきたいと思います。
【第一部】
第一部は、核戦争によって荒れた世界が舞台です。ケンシロウはユリアを救うため旅を続け、その中でたくさんの強敵(とも)との出会いや闘い、そして別れがありました。
何といっても”ラオウとの闘い”は、この章の中でも”避けては通れぬ宿命”であり、第一部は全てこの闘いに繋がっていたと言っても過言ではないような気がします。
(感想)
個人的には、儚さ、切なさを感じた第一部でした。
【第二部】
第二部は、ケンシロウとの闘いでこの世を去ったラオウ亡き後の世界が舞台です。世の中は一時平和になったのですが数年経ち、再び混迷の時代へと向かっていました。
『天帝軍』が民を弾圧し、再び力が支配する時代となってしまいます。そこで立ち上がったのが、バット、リンによる『北斗の軍』。ケンシロウも加わり天帝軍と闘いました。
天帝との闘いが終わったと思われた時、リンが『修羅の国』へと連れ去れてしまいます。リンを追ってケンシロウも『修羅の国』へ。
そこには北斗の兄弟たちの実の兄弟が存在し、『修羅の国』には北斗のルーツがありました。
(感想)
第二部では北斗神拳が何なのか、ケンシロウやラオウの幼き頃を知れるなど、予想だにしない内容が多く、『北斗の拳』の奥深いところを垣間見られたような気がします。
第一部の主な登場人物
第一部ではどんなキャラが登場したのでしょうか。みていきましょう。(普通の敵キャラは除きます。また、すべてではありません)
- (ケンシロウ) 北斗神拳伝承者
- (ラオウ) 北斗神拳
- (トキ) 北斗神拳
- ジャギ 北斗神拳
- アミバ 元南斗聖拳の修練者
- シン 南斗弧鷲拳の伝承者
- レイ 南斗水鳥拳の伝承者
- ユダ 南斗紅鶴拳の伝承者
- シュウ 南斗白鷺拳の伝承者
- サウザー 南斗鳳凰拳の伝承者
- (リュウケン回想) 前北斗神拳伝承者
- (アイリ) レイの妹
- (ユリア) ケンシロウの婚約者 南斗聖拳最後の将
- (バット) ケンシロウと旅を共にする
- (リン) ケンシロウと旅を共にする
- (マミヤ) 強く優しく生きる女性
- (黒王号) ラオウの愛馬
- リュウガ 泰山天狼拳を駆使する拳士
- ヒューイ 南斗五車星『風』の拳士
- シュレン 南斗五車星『炎』の拳士
- フドウ 南斗五車星『山』の拳士
- ジュウザ 南斗五車星『雲』の拳士
- リハク 南斗五車星『海』の拳士
- トウ リハクの娘
こうして見ると第一部では主に、『北斗』『南斗』に携わったキャラが登場しているのがわかります。皆、ケンシロウの強敵(とも)と呼ばれる人物たちですね。
すべての出会いは、ケンシロウとラオウの避けられぬ闘いのために繋がっていたような気がします。
第二部の主な登場人物
次に、第二部に登場する主な登場人物をみていきましょう。(普通の敵キャラは除きます。また、すべてのキャラではありません) ()は第一部でも登場。
- (ケンシロウ) 北斗神拳伝承者
- (アイリ) レイの妹
- (ユリア) ケンシロウの婚約者 南斗聖拳最後の将
- (バット) ケンシロウと旅を共にする
- (リン) ケンシロウと旅を共にする
- (マミヤ) 強く優しく生きる女性
- (黒王号) ラオウの愛馬
- (リハク) 南斗五車星『海』の拳士
- ファルコ 元斗皇拳の伝承者
- ミュウ ファルコの恋人
- カイオウ 『修羅の国』第一羅将 北斗琉拳の使い手 ラオウ・トキの実兄
- ヒョウ 『修羅の国』第二羅将 北斗琉拳の使い手 ケンシロウの実兄
- ハン 『修羅の国』第三羅将 北斗琉拳の使い手
- シャチ 北斗琉拳の使い手
- ジュウケイ 北斗琉拳伝承者
- 黒夜叉 ケンシロウの永遠の従者
- 赤鯱 シャチの父親
- レイア シャチの恋人
ラオウ亡き後はバットやリンが成長し、『北斗の軍』として『天帝』と闘いました。そして『天帝』を倒したと思われましたが、リンが連れ去られ舞台は『修羅の国』へ。
『修羅の国』では、衝撃の事実が次々と明るみになっていきます。
《第一部と第二部》
アニメ『北斗の拳』では、漫画でいう第一部・第二部が放送されました。『北斗の拳』と言えば、この第一、二部までのストーリーだけと思っている方も多いかと思います。
しかし、漫画では第一、二部のその後が描かれているのです。
次の項目で『終章』に触れていきたいと思います。
終章のあらすじ
ここでは大まかに”終章”のあらすじをご紹介します。
終章は大まかに4つの構成に分かれています。
- コウケツ編
- サヴァ編
- ブランカ編
- ボルゲ編
~コウケツ編~
バットとリンと別れ『修羅の国』から黒王と帰ってきたケンシロウ。ケンシロウはある村へと向かいます。
そこでは幼き少年が一人で大きな野盗に立ち向かっていました。ケンシロウは少年に会うと「おまえの父 ラオウの馬だ!!」と言い、少年を黒王に乗せます。
少年の名前は『リュウ』。彼はラオウの遺児でした。
二人は伝染病にかかってしまったリュウの乳母の元へと向かいます。すると突然、火の手が上がりました。この土地を狙っていた悪党たちが火を放ち、土地を奪いに来たのです。
リュウは悪党たちと闘う決意をします。そしてケンシロウとリュウは憎きコウケツの元へと向かい・・・リュウの闘いが始まる!
~サヴァ編~
コウケツを倒しケンシロウとリュウは雪深き大地へ。焚火のための枯れ木を拾いに行くリュウ。拾い終え戻ろうとしたときリュウは雪崩に巻き込まれてしまいました。そこへ倒れているリュウを襲おうとする野獣たちが!
しかし何者かが野獣に矢を放ち次々に倒していきます。助かったリュウ。二人が洞窟にいると、倒した奴らの仲間が現れました。
超巨体な男に矢は通じません。ピンチのリュウたちでしたが、そこへケンシロウが現れあっという間に巨体の男を倒してしましました。
リュウを助けた者はその状況を目の当たりにし、ケンシロウの前に跪き、
「どうか我らに力を貸していただけないでしょうか わたしはあなたのような強い男を求めて旅を続けていたのです!!」 と言います。
そして頭の鎧を外すと、そこにはサヴァ国の王女”サラ”が姿を現しました。
リュウを助けてもらった借りがあるというケンシロウは、サラの願い通り”国王”に会いに行きます。
国王アサムはケンシロウにあることを頼みました。なんとその頼みとは”3人の実子を殺してくれ”というものでした。
~ブランカ編~
国王アサムの本当の願い通り、最後は兄弟3人がお互いを思いやるようになりました。
サヴァ国から離れ、ケンシロウとリュウの旅は続きます。途中、武装した者たちが、リュウを襲おうとした野獣たちを殺しているところに出くわしました。
ケンシロウに剣を向ける者たち。ケンシロウは倒します。そこへサヴァ国から出てきたサトラが通りかかりました。
サトラはこの者たちは”ブランカの民”だと言い、殺したケンシロウに激怒します。「サヴァの国を狙っている」と言うケンシロウにサトラは「何かの間違いだ」と混乱しました。
真実を確かめるため3人はブランカへと向かいます。
ブランカへ到着した3人。しかしそこはサトラの知っているブランカ国ではありませんでした。
バランという男が”皇帝”を名乗り、民たちは皆この男に心酔しきっている様子です。
しかもこのバランという男、なんと秘孔を突き、北斗神拳を使ったのです。
その理由はこの男の過去にありました。
~ボルゲ編~
リュウと別れ、ユリアが眠る地へと帰るケンシロウ。ユリアの墓の前に着くと、そこにはマミヤの姿がありました。
マミヤはバットとリンのことをケンシロウに話します。『修羅の国』でリンは死環白を突かれ記憶がなくなっていました。
死環白 を突かれると、光とともに一切の情愛を失い、再び目を開けた時に目の間に立つ人間にその情愛のすべてを捧げます。バットはケンシロウを見せようとしましたが、ケンシロウはバットとリンが幸せになることを望みました。
その後バットとリンが結婚式を挙げた時です。バットがリンの秘孔を突いて記憶を奪ったのだとマミヤは言いました。
バットはリンを愛するあまり、リンが本当に愛すべき人はケンシロウなんだと…、リンの幸せを願い、死環白を破れないのならすべてを空白にもどそうとしたのです。そしてケンシロウとの記憶を蘇らせるために旅に出たということでした。
マミヤはケンシロウに「二人を追って!」と言いますが、ケンシロウは行きません。
そして黒王にまたがり嵐の中を進んでいるときでした。
突然黒王が足を止め動かなくなります。その後ケンシロウの身体にある七つの傷にも異変が起こりました! 傷が光りだし、ケンシロウは雷の光にやられ…
~リンとバットが旅の途中水を飲んでいる時でした。フラフラと誰かが近づいてきます。
ケンシロウです!!
驚くバット。バットがケンシロウの名前を呼ぶと、ケンシロウから返ってきたのは予想だにしない言葉でした。
「お…おまえはだれだ……おれを知っているのか」
(感想)
第一部、二部とはまた違ったストーリーの終章。これまでケンシロウといえば、”北斗の宿命のもとに行動していた”イメージがあったのですが、終章は”最終地からのさらなる旅”という感じでした。
これまで旅の中で強さや、精神力を身に付けて行ったケンシロウ。その彼がパーフェクトとなって帰ってきたのです。(笑)
この終章の面白いところは、今は亡きラオウの息子”リュウ”が登場したり、ケンシロウが闘いに明け暮れていた時代とは異なった世界感があること。
また、あの荒れた時代には知られていない、サヴァ国やブランカ国が登場するなど、今までにはない『北斗の拳』の世界にとてもワクワクしました。
次の項目ではそれぞれに登場した人物についてみていきましょう!
終章の主な登場人物
それぞれの登場人物をみていきたいと思います。
【コウケツ編】
- (ケンシロウ)
- (リュウ)
- (黒王)
- リセキ
- ハクリ夫妻
- キスケ
- ジンバ
- コウケツ
- バルガ
- シンゴ
- 《リセキ》 ラオウに仕え、リュウを預かっていた老人。
- 《ハクリ夫妻》 リセキと共にリュウを預かっていた育ての親。
- 《キスケ》 コウケツの部下。上手いこと言って村人をスカウトし、コウケツの農場に送り届ける。実際は強制労働が待っている。
- 《ジンバ》 コウケツの元上司。コウケツを殺して立場を奪い取ろうとするが失敗。
- 《コウケツ》 元はラオウ軍の馬係。時代が変わり大地主に成り上がった男。
- 《バルガ》 かつては拳王軍屈指の良将だった。しかしコウケツの策謀にはまり、息子を人質に取られ牛馬のように働かされる。
- 《シンゴ》 バルガの息子。極度の栄養失調で盲目になってしまった。
ラオウ亡き後、時代が変わった様子が描かれている『コウケツ編』。かつてのラオウ軍の者たちの立場が変わって登場するところに注目です。
形は変われど”男の誇り”や”真の強さ”はしっかり描かれていて、まだ幼く力のないリュウも、コウケツとの闘いによって多くのことを胸に刻みました。
【サヴァ編】
- (ケンシロウ)
- (リュウ)
- (黒王)
- サラ
- アサム国王
- カイ
- ブコウ
- サトラ
- 《サラ》 アサムの娘でサヴァ国の王女。リュウを辺境の野獣らから救い、ケンシロウに力を貸してほしいと願う。
- 《アサム国王》 サヴァ国の国王で、カイ、ブコウ、サトラ、サラの父親。病で弱っている中、平等に育てたために引くことを知らない子供たちを、ケンシロウに殺してほしいと頼む。
- 《カイ》 長男。三人がケンシロウによって、退くことを知り仲良くなる。兄弟3人で父アサムを囲っている時、何者かに背中に矢を放たれる。兄弟たちに父の前では「笑え」と最後まで気丈に振る舞った。
- 《ブコウ》 次男。ブコウとサトラが残され、サトラが国を出て行こうとした時、自分もサトラと同じことを考えていたが、サトラに不意を突かれ国に残ることとなった。
- 《サトラ》 三男。国を兄ブコウに任せ、サトラはブランカ国へ。そこには婚約者ルセリがいる。
“サヴァ国”が舞台。リュウが「こんな所に国が!!」というほど、険しい山脈の間にあり、他国と隔離された地。別名、『神が捨てた地』。
今まであった『北斗の拳』の世界観に突如入り込んできたサヴァ国。ケンシロウがラオウと闘った時にもこの国は存在していたと考えると、なんだか不思議な感じがしてきました。
そこで繰り広げられる、”親子愛”や”兄弟愛”は必見です。
【ブランカ編】
- (ケンシロウ)
- (リュウ)
- (黒王)
- (サトラ)
- バラン
- ルセリ
- ユウカ(回想)
《バラン》 ブランカ国に君臨し、皇帝を名乗る。自分の盗んできた薬を拒み、神に祈りながら死んでいった妹のことが原因で神を憎み始める。
《ルセリ》 ブランカ国の王女でサトラの許嫁。
《ユウカ》 バランの妹。回想の中で登場。盗んだ薬を飲むわけにはいかないと、神へ祈り続けた。
サトラが引き続きサヴァ編から登場します。サトラの許嫁ルセリがいるブランカ国。この国には『北斗神拳』を使う“バラン”が皇帝を名乗り、民は皆心酔しきっていました。
ここで注目したいのが、ラオウの存在です。バランが『北斗神拳』を使うようになったキッカケ、”ラオウ“と”妹“。ここに注目してみてほしいと思います。
【ボルゲ編】
- (ケンシロウ)
- (黒王)
- マミヤ
- バット
- リン
- ボルゲ
- 《ボルゲ》 以前ケンシロウに闇討ちを決行したが、逆にケンシロウに目を切られ盲目に。その後はケンシロウへの恨みのみで生きている男。
ボルゲ編では再びバットとリンが登場します。しかし、顔を合わせた時にケンシロウとリンには記憶がなく、バットが二人をくっつけようとするところに注目です。
二人のために命をはるバット。『北斗の拳』ラストの『ボルゲ編』は、今までとはまた違った感動を得ることができるでしょう。
ざっくり結論&感想
これまでの経緯をまとめてみましょう!
- 『北斗の拳』には第一部、第二部、終章がある
- 終章は大まかに4つの章に分かれている
- コウケツ編
- サヴァ編
- ブランカ編
- ボルゲ編
このことから、アニメと漫画の最終回が違うこともわかりました。
- 第一部の最終回 ケンシロウがラオウを倒す
- 第二部の最終回 カイオウと闘い、ケンシロウが一人旅立つ
- 最終章の最終回 ボルゲとの闘い
アニメでは第二部のカイオウとの闘いが最終回ですが、漫画では終章のボルゲ編が最終回になります。
なので、アニメでしか観ていないという方には衝撃的な情報になったかもしれません。
また、漫画で知っていた方の中には、”最終回はどのタイミングが良かった”など、今でも議論されたりしているようですね。(笑)
(感想)
とにかく一言! 終章でのケンシロウも“メチャメチャカッコイイ”です!! (笑)
普段『北斗の拳』のキャラの中で一番好きなのは誰?と聞かれたら、どのキャラも好きですが中でも一番は”ラオウ”と答える私。(笑) しかし! この“終章”のケンシロウは異常なほどカッコイイと思います。
なんていうのでしょうか、今までにはないカッコ良さなんですよね。強くなっていく過程もいいのですが、この終章は最初から完璧に強いケンシロウでした。
ケンシロウは今まで強敵(とも)たちと闘ってきてその魂と共に生きています。そんなケンシロウの節々に強敵(とも)たちが表れているような気がして、最高のキャラクターになっているような感じがしました。 (笑)
強さや行動、言葉、どれを取っても超絶カッコイイ! これが個人的に『終章』を読んで一番感じたことです。
第一部と第二部の間にはSpecial Episodeも!!
実は第一、二部の間にはSpecial Episodeもあるんですよ!!
少しだけSpecial Episodeにも触れてみたいと思います。
【Special Episodeあらすじ】
ラオウを倒したケンシロウはしばしユリアと平和な日々を過ごしていました。
しかし病はユリアの身体を奪ってしまいます。ユリア亡き後、ケンシロウは抜け殻のようになってしまいました。
その様子を心配するショウザ。彼はあの南斗五車星『雲のジュウザ』の息子でした。
そんな中、村が襲撃に遭います。黒王とショウザはケンシロウの元へと向かいました。しかし、ケンシロウは立ち上がろうとしません。
シュウザと黒王だけで敵へと向かって行きました。全身に矢を受けたシュウザと黒王。黒王は背に息絶えたシュウザを乗せ、ケンシロウの前へと行きます。
二人の姿を見たケンシロウは涙を流しながら”誇り”を取り戻し、そして立ち上がった・・・!?
このSpecial Episodeのポイントは”男の誇り”です。ケンシロウ、シュウザ、そして黒王が男を見せました。
また、めずらしく”弱気なケンシロウ”が見られるのもこのSpecial Episodeならでは!!
特に『黒王の涙』には涙です。(笑) そしてあのジュウザの息子が登場するなんて、とても粋な演出ですね。
まとめ
漫画では、北斗の物語はカイオウと闘った後も続いていたことがわかりました。
第一部の最後では、ラオウとの勝負に勝ったケンシロウ。
第二部では、『修羅の国』へ渡り、『北斗VS北斗』として、ラオウの兄カイオウと闘いました。
そしてアニメにはない”終章”は漫画のみで、
- コウケツ編
- サヴァ編
- ブランカ編
- ボルゲ編
に分かれ、最後はボルゲと闘うという最終回がありました。
第一部、第二部、終章とそれぞれに良さがあり、個人的には最後まで見ることで『北斗の拳』の面白さ、深さを知れたような気がします。
気になった方は是非チェックしてみてください!!
コメント